足の臭いの主な原因!皮膚常在菌の繁殖

足の臭いは雑菌の繁殖が主な原因!多汗症など病気の可能性も

足の裏が臭くなるという体験は、誰もが持っているでしょう。
それは強烈な臭気を発するため、まず自分自身の鼻が曲がることになりますし、職場においては周りの同僚たちへ非常に不愉快な思いをさせてしまいます。
では、その足裏の臭いというものはいったい何が原因で生じるのでしょうか?

多量の汗を発汗

エクリン汗腺とアポクリン汗腺
足の裏にはもともとほかの部位とくらべて汗腺が多く、個人差はあるものの、1日200cc〜300ccくらい汗をかいています。
多くの人が頭に思い浮かべることは、「汗のかき過ぎが原因」ということでしょう。
仕事で立ち作業が長時間続き、忙しく歩き回っているような状況下では多量の汗を発汗します。
足に汗をかき、それが直接臭いを発生させていると思っている方がいたら、少しだけ違います。
皮膚にはエクリン線という汗線が存在しますが、当然足の裏にもあります。
そのエクリン線の影響で分泌される汗の成分を分析してみると9割が水分で、残りの僅かな部分が尿素や、アンモニア、ミネラルといったものです。
つまり足のエクリン線から出る汗のほとんどが臭いに関係ないものであり、多くの人が足の汗が臭いの原因と勘違いしている人が多いでしょうが、汗自体が臭いの元になるといったことありません。
一方、アポクリン腺から分泌される汗には、臭いを発する成分がたくさん含まれています。
ワキガ臭を発するのはこのアポクリン腺から分泌される汗が原因です。
これは異性の気を引くためのフェロモンの役割があるもので、現代ではこれも忌み嫌われやすい臭いなのですが、アポクリン腺がある箇所はワキや陰部などに集中しているため、足裏の臭いとは関係ありません。

皮膚常在菌が皮脂や角質を過剰に分解

皮膚常在菌のイメージ
臭いというものが発生する時、それは汗が分解される時に発生します。
そこで気になるのは汗を分解している存在が何なのかです。
“皮膚常在菌”という常に足の裏に存在する菌があります。
実はこの菌が汗を分解しているのですが、特別悪玉菌というわけではないのです。
むしろ足を安全に守ろうとしてくれる良い菌かもしれません。
役割は外部からくる悪い細菌から皮膚の表側を、古くなった皮脂や角質を元に脂肪酸を作り出し酸性にすることによって防御してくれるのです。
しかし、この皮膚常在菌が増えすぎる事で悪臭の原因になるのです。
なぜかというと表皮ブドウ球菌やコリネバクテリウム属のバクテリアなどが皮膚常在菌の中には含まれているのですが、それらは通常ですとむしろ皮膚を守ってくれるありがたい菌になるのです。
しかし、何かしらの要因で異常繁殖してしまうと皮脂、角質をより過剰に分解していまい、それが悪臭の元となるのです。
つまり足の裏などの臭いの原因は汗を分解している皮膚常在菌の数が多くなってしまうことによって引き起こされるようです。
菌は10度から45度の間、湿度は70%より高い環境を好むようで足の裏は菌の繁殖の、繁殖の苗床にもってこいというわけです。
足裏は雑菌にとって、とても“ぬくぬく”とできる環境なのです。
冬場にあまり臭わないのはこのためです。
そして、その雑菌は足裏だけではなく、靴下や靴の中にも引っ付いてしまい、そこからも悪臭を発するので厄介です。
このように、誰でも臭う要素がそろっている足ですが、臭いが強かったり弱かったりすることがあります。
人によってもそうですし、同じ人でも、強く臭う日とそれほどでもない日があります。

足の臭いが強まる原因

足の雑菌のエサである角質
まずは、角質層の厚みが関係しています。
雑菌は角質をエサにしているので、角質が多ければ多いほど、菌は繁殖しやすくなるのです。
気になるときは、入浴時に角質を柔らかくし、軽石などで削ってみましょう。
また、やはり雑菌が潜みやすいツメが伸びていると、より臭いが強まります。
ツメ自体、角質層と同じケラチンタンパクでできているので雑菌のエサとなりますし、ツメの垢も雑菌が増える格好の環境となります。
また、体調がすぐれないときには、汗の成分バランスがくずれ、臭いが発生しやすくなります。
そしてエアコンを多用し、うまく汗をかけなくなった状態でも、汗によって排出するべき老廃物が毛穴付近にたまり、不快な臭いとなるときがあります。
足に水虫などの感染症があっても、さらに臭いが強まります。
白癬菌に感染すると、体は自己防衛機能を発動し、リンパ液を放出します。
それが皮膚をふやかすと、細菌が皮膚に侵入しやすくなり、そこで腐敗性物質を生成してしまうのです。
これは、足にキズがあっても同様の作用が起こります。
ですから、感染症やケガなどの疾患があるときなど、そもそも病気の可能性もあるので早めに治療してください。

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